腕にはサブマリーナの腕時計

投稿日 11月 1 2011

友人とドライブに行った時、

窓から見えるのは青い海なんだがパッと眼に入ったのは

女性達がきらめく時計をして太陽光線を反射させていた。

目映い光に運転手である友人は突然車を路肩に寄せ、

何を思い立ったのか何とナンパしようとして彼女らの場所に駆け寄ったんです。

100戦0勝な口説き方を笑いながら見届けていた。

「この車で送ってあげるよ」でも言ったのか、彼女たちは車の方にやってきた。

「この暑い中、彼女たちを駅まで送ろうと思って」

ぱっと振り向くと腕にはサブマリーナの腕時計を

着けている美人をのせ駅まで早足で向かった。

友人は得意げな顔をし私は少し赤面していたが

話を繰り返すとどうやら彼女らには彼氏がいるような気がした。

「ショッピングモールから出る

駅行きのバスに乗り遅れてしまった」と話してくれた。

「だから歩いて駅に行こうと思ったんだね」

軽快に話す友人には悪いが「彼女たちは彼氏がいる。

駅で待っているかもしれない」と私は推論をたてた。

サブマリーナの時計がきらきら輝く。

友人はこの恋に進展があると信じきっている。

私もそっとしてやろうと思った途端、

彼氏からの電話が掛かってきた。

電話口にいる彼氏と愛くるしく話す

彼女の姿に友人は溜息をついたんですよ。